来校率を上げるポイント

入学につなげる為に、各スクールでは説明会や体験レッスン、オープンキャンパスなどをお客様に案内すると思います。

「問い合わせした方がスクールに実際にお越しになる確率」を来校率とすると、この来校率を上げられるかどうかが重要になります。

来校率を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?

色々なポイントがあると思いますが、私が一番大切だと感じるのは、問い合わせの段階で金額と受講ペースと期間の詳細を明確に説明しておくということです。

要は、どのくらいのペースでどのくらいの期間通って、トータルでお金がいくらかかるのか?ということが、お客様が一番知りたい情報だからです。特にお金の部分はしっかりと説明するべきです。

スクールによっては、お客様の学習経験や実務経験、或いは目標とするレベルによって、案内するコースが変わってきて、料金も期間も全然違ってくるし、特に一番高い料金設定パターンを伝えてしまうと、高いと思われて説明会に来てくれないのではないか?というような理由で、あまり詳細を説明しないケースもあるようです。

しかし、問い合わせの段階で、可能な限りお客様の入学に対する不安要素を取り除いてあげることが来校率を上げることにつながると思うのです。

金額などの詳細を詳しく説明せずに「詳しくは説明会で」というより切り口で来校率を上げるトークを考えるよりも、金額を明確にしっかりと示した上で来校していただけるようなトークを磨いていくべきです。

お客様は「思っていたものと違う」というものがあると不満や不審感を抱くものです。これはチラシ、Web、送付資料、電話対応など全てに通じることでしょう。

できるだけ詳しい説明の上で、説明会や体験レッスンにお越しいただくような方法を、スクールの特性に合わせて考えることが来校率を上げるポイントになるのです。