パンフレット送付の必要性

あなたのスクールでは問合せの際にスクールの案内資料を送付していますか?

大手スクールは必ず送っていますが、小規模なスクールになるほど送っていないケースが増えるようです。

基本的には案内資料は送るべきでしょう。なぜならば、「まずは気になるスクールの資料を全部取り寄せてから、説明会に行くスクールを選ぼう」と考えているお客様を掴めなくなってしまうからです。またスクールサイトに問合せフォームのみで、資料請求のボタンが無いとWebからの集客が激減してしまいます。つまり資料を送付しないことによって見込み客を逃しているのです。

私がビジネス資格スクールに勤めていた時は、資料請求があれば遅くとも翌々日にはお客様の手元に資料が届くように、遠いところの場合は速達で郵送していました。スクールはターミナル駅の近くにあり、メインターゲットは会社員や学生が中心で、問い合わせの9割以上がWebからの資料請求だったからです。

しかし、小さな町のパソコン教室を運営していた時は、資料送付は行っていませんでした。なぜならば、メインターゲットは近隣に住んでいるシニア層や主婦層が中心で、問い合わせの8割くらいは新聞折込チラシを見ての電話問い合わせで、そのまま説明会の予約が入るケースがほとんどだったからです。

このようにスクールがターゲットにしている層とその問い合わせ手段によって、資料を送付するべきなのかを検討する必要はありますが、競合スクールがあって、その競合が資料送付をしているならば、絶対にあなたの教室も送るべきです。

資料送付することによりかかるコストと、送付することで得られる見込み客をしっかりと比較して決めるべきでしょう。