前回のアイコンタクトの続きです。
話を聞きながら、相づちを打つときに、
話をしている相手の目をちゃんと見ているでしょうか?
どれほど上手に相づちを打っても、よそ見をしながらでは失礼です。
それでは、相手も話をする気持ちを一気に失ってしまいかねません。
しっかりと顔を相手に向けて、
目を見ながら話をするのはコミニケーションの基本です。
よそ見をしながら相づちをを打たれて、
相手が真剣に聞いていると思う人はいないでしょう。
ながら返事、ながら相づちというのは無意識にしてしまうこともあります。
こうした態度は誠実からほど遠く、相手は心の窓を閉じてしまいます。
そうではなく、尊敬の気持ちをもって相手の目をみるとその気持ちは確実に伝わります。
とくに、相手の次の言葉を待つ間、
『私はあなたに興味があります』
『もっとあなたのことを理解したいのです』
『お役に立ちたいのです』
という気持ちで目を見つめると効果は絶大です。
もう一つ、アイコンタクトには重要な役割があります。
アイコンタクトをしっかりとることによって生徒の心の窓の状態を把握していくのです。
話を一生懸命聞いていると、
顔の表情が変わってくることに気づくはずです。
目の表情、手の動き、ちょっとした笑顔などの視覚から得られる情報はたくさんあります。
言葉が優しくても、目が笑っていないことってありますよね。
そんな時は、間違いなく心の扉は閉じています。
言葉はすこしくらい厳しくても、表情や態度に親しみがあふれていれば
相手の心の窓はかなり開いています。
いつの間にか習得できることですので、
たくさんの人と会話を楽しむような形で臨んでいきましょう。
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大阪オフィス 富樫
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