生徒募集が目的になってはならない

「集客してこそ、成功できる!」そういう気構えを持って、スクール経営されている方は多いと思います。私もこのブログの中で、スクール経営にとって集客は一番重要であるというようなことは何度も書いてきました。

しかし、勘違いしてはいけないのは、「集客がうまくいけば、スクール経営がうまくわけではない」ということです。当然のことですが、スクールの内容が伴わなければ、入会した方もどんどん退会してしまい、経営は破たんします。お客様の感情を煽り、反響を大きくする劇薬的な宣伝広告活動で生徒を集めたとしても、中身が伴わない為、経営が長続きしなかったスクールも過去には多々あります。広告の内容とスクールの中身が伴わなければ、いずれお客様は離れていくのです。

ですから、「生徒を集めること」と「スクールの中身を良くすること」は分けて考えなればいけません。しかし、生徒を集めないと経営はできないわけですから、まずは生徒を集めることが大事ということになります。つまり、この2つの関係性は車の両輪ではなく、前輪と後輪というイメージでしょうか。前輪と後輪にかけるエネルギーを調整しながら進めていくのがスクール経営だと思います。