スクールに長く勤めてもらう為に

スクール経営に限りませんが、スタッフや講師に長く勤めてもらえる環境を整えることは非常に重要です。最近は特に、社会的にも長時間勤務や休日出勤などによる問題が取りざたされるようになってきました。

労働問題にも色々ありますが、結局は「お金と時間」の問題に集約されると思います。

しかし、お金に関しては、売上があっての話ですので、給料を増やしてあげたくてもあげられないということは多いでしょうから、工夫すべきなのは時間の管理です。

言うまでもないことですが、人は働く為に生きているのではなくて、生きる為に働いているのです。もっと言えば、より楽しく充実した生活をするために働いているのではないでしょうか?

そう考えると、「やりたいこと」や「やらなければならないこと」がやり易い環境を作っていくことが重要です。

大事に思っていることは人それぞれで「育児」「介護」「趣味」など様々です。そういった大事にしていることが出来ないような職場だと離職率が高くなってしまうのだと思います。

スクール経営に関していうと、「同じ授業をできる講師を2名以上配置する」「休講になった場合の補講制度を充実させる」「在宅勤務制度を導入する」「勤務交代に関するルールを整備する」など、色々出来ることはあると思います。

全体ミーティングや個別面談などの場を設けることをルール化し、その中で働き方に関する意見も集約できるような仕組みを考えていくべきだと思います。