考えさせて下さいからクロージングスタート

『少し考えさせてください』

なかなか入学に繋がらないスクール担当者はいつもこういわれて肩を落とします。

いいスクールという事はよく分かりました。少し考えさせてください

こういった生徒は、その後どうなるでしょうか?

想像通り、9割入学には至りません。

基本的に、連絡をしますと言われ手返事を待っていても

一向に連絡がないのでしびれを切らして電話をかけます。

すると、人が変わったような返事。

あ〜それは検討したしたんですが、今回はすいません。

電話をすることにドキドキして、結果を聞いてガックリです。

人間不信になる瞬間だそうです。

あれだけ、いいですねと言っていながら結局…

このようなことを経験されている方は多いかもしれませんね。

ここで学ぶべきところなんですが、

いいスクールという事はよく分かりました。と言っている訳です。

実際、スクールがいいという事は伝わっているのです。

でもそれだけでは入学しないということなんですね。

もう1つ、少し考えさえて下さいと言ってます。

勿論、その時は少し考えるつもりなのでしょう。

でも、それだけを考えているほど暇ではないわけです。

時間の経過とともに気持ちは冷めていきます。

という事は、少し考えさせてくださいという生徒を

置き去りにして、立ち去ってはいけないという事なのです。

むしろ、ここからが仕事ということです。

考えたいという言葉がでたら、

『そうですね、ぜひ考えてみて下さい、ところで何を考えるですか?

いつ始めるかですか?それとも入学する、しないですか?

その点を考えやすいようにもう一度お話させて下さい』と。

このようなクロージングは言い方が大事だと思います。

初めからできないということであれば、

明らかに入学しないなと確信を持った方にしてみてください。

もしかしたら、大きな転機になるかもしれません。

経験とは積んでいくものですので。

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大阪オフィス 富樫