広告を出したら分析しないともったいない

スクール広告を出した後、その反響をデータとしてどこまで残していますか?
広告の種類は大きく分けると、看板や折込チラシなどのリアルな媒体とネット媒体の2つになると思います。このうち、反響をデータ化しやすいのは当然ネット媒体です。広告代理店を通している場合などは、依頼すれば、ある程度の解析データは出してくれるところも多いと思います。
分析しにくいのが、紙などのリアルな媒体です。
例えば、フリーペーパーにスクール広告を載せた場合、お客様がフリーペーパーを見て直接問合せをしてくることもあると思いますが、フリーペーターを見た後に、スクールWebサイトを検索して、Webページから問合せしたり、電話してくるケースも多いと思います。
そうなると、もともとはフリーペーパーからの反応なのに、スクールWebサイトが媒体になっていると思ってしまう恐れがあります。そうすると精度の高い解析はできなくなってしまいます。

せっかくお金をかけて広告を出すわけですから、そこから問合せを獲得するだけでなく、その反響をデータとして残すこと意識しないといけません。そうすれば、その後の広告戦略を立てる際の貴重な資料に出来るからです。
体感や感覚で反響を把握しているだけでは、効果的な広告戦略は立てられません。
ですから、Webであれば、何をきっかけにスクールを知ったのか分かるように、電話であれば、媒体を聞くようなトークフローを徹底するなど、仕組みによって改善できることは多いと思います。
その際に注意しないといけないのは、「何を見てお問い合わせいただきましたか?」というニュアンスではなく「何をキッカケに当スクールをお知りになりましたか?」というように、お客様が一番最初にスクールを知った媒体を、特定できるように考えていくことが重要です。