チェックリストにより運営レベルを安定させる

スクールを運営していく中で、気を付けなければならないのは、出来るだけ業務やサービスが属人化しないようにすることです。
教育サービスとは、形のないものを提供することが基本ですので、各講師やスタッフのコミュニケーション能力や対応スキルの差によって、サービスのレベルや質にバラつきが出てきてしまいます。

もちろん、講師やスタッフの個性を尊重して、それぞれの長所はどんどん活用していくべきですが、あまりそこに頼りすぎてしまうと、その講師やスタッフが辞めてしまった場合に急激にサービスの質が落ちてしまうというリスクがあります。

そうならない為には、最低限やることをチェックリストにするのが有効です。

例えば、問合せの電話の際に、聞き出す事項をまとめたチェックリスト、説明会や体験レッスンの際にやるべきことのチェックリスト、受講生のカウンセリングの際に確認すべき事項のチェックリストといった感じです。これは事務業務に関しても同様です。

要は、「誰がやってもここまでは出来る」というような運営レベルを維持できるようにするために、チェックリストを活用する仕組みを考えるのです。そしてそれを随時更新していくのです。

特に生徒数が増えたり、校舎が増えたりすればするほど、考えるべきことだと思います。