Excelで事務処理は大幅に効率化できる

スクール運営だけに限らないことですが、特にスクール運営では事務処理量は多くなりがちです。

それは、基本的に生徒一人ひとりのデータをしっかり管理しないといけないからです。

例えば、生徒管理、講師管理、契約管理、入金管理、受講管理、出欠管理、試験管理など管理すべき事項は多岐に渡ります。

ですから、大手のスクールやフランチャイズ系のスクールは、このような情報を連動して、一元管理できるような管理システムを導入しています。

もちろん、先々のスクールの成長を見越して、データ管理のシステム化は目指すべきところではありますが、それとは別にExcelを使いこなすことは非常に重要です。

おそらくスクールの情報管理でやりたいことのほとんどはExcelで処理できる場合が多いです。機能としては、関数とマクロ機能が有効です。特に関数に関しては、組み合わせれば、大抵のデータ加工やデータベース処理はできますので、Excelの関数を使いこなすことによって、今の業務を劇的に効率化させられる可能性は高いです。

私もパソコンのインストラクターをやっていましたが、一般的なパソコン教室や書籍で紹介されている関数はかなり限られていますので、関数を使いこなしているとはとても言えません。使っていてもせいぜい100個くらいでしょうか?

しかし、Excelには476個の関数があります。その中でも論理関数、文字列操作関数、データベース関数、検索/行列関数あたりは受講生管理に使えるものは多いはずです。

事務処理に時間を取られてお困りの方は、管理システムやAccessでの処理を考える前に、ぜひ一度、Excelの関数をとことん勉強して、今の事務処理が効率的にできないか、ぜひ検討されてみてはどうかと思います。