広告の効率を考えるならチラシよりもWeb

誰もが思いつく集客方法としてチラシ撒きがあります。新聞折込チラシ、ポスティング、手配りなど色々ありますが、スクールを経営されている方なら誰しも経験があるでしょう。

では、そもそもこのチラシって、どのくらい効果があるものでしょうか?

条件や内容によって、かなり変わると思いますが、私がパソコン教室で新聞折込チラシをやっていた時は、2万枚のチラシを入れて問合せは10~20件くらいでした。反応にすると0.05~0.1%です。

一般的にチラシの反応率は0.03~0.04%などと言われますから、反応としては良い方だったと思います。

それに対して、Webの反応率は1%と言われています。

もちろんこれも条件や内容によって、かなり変わると思いますが、単純計算でチラシの10倍以上の反応があるということになります。

これは考えてみれば、ごく当たり前のことです。チラシというのは不特定多数に向けて発信します。エリアマーケティングなどで対象エリアを分析したとしても、スクールに全く興味の無い人に向けてもたくさん発信することになりますから、当然反応率は低くなります。

それに対してWebは、例えば料理教室の場合、料理に関するサイトに広告を出せば、料理に興味ある人が見てくれますので、当然反応率は上がります。

「どのような属性をもった人にアプローチしたら、効率的に反応を得られるのか」を考えるのは広告戦略の基本です。

「今まではチラシでお客様が集まったから」と反応の少ない広告媒体にコストをかけるのは、もったいないことです。

広告は費用対効果を常に分析し、効率よく反応を得られる方法を考え続けていくことが大事なのです。