お客様への連絡手段を配慮する

お客様からの問合せ方法は、相対的に見てWebからというケースが増えてきていると思います。

それは、雑誌やフリーペーパー、新聞折込チラシなどの紙媒体に広告を出したとしても、お客様はまずスクールの情報をWebで検索してから、問い合わせをするようになったからです。

お客様からの問い合わせ方法は、電話、問い合わせフォーム、メール、SNSなど色々あると思いますが、あなたのスクールではどれが一番多いでしょうか?

おそらく、どの広告にもスクールの電話番号とメールアドレス、あとはSNS情報は記載しているでしょう。

ここで配慮しないといけないことは、複数の問い合わせ方法がある中で、お客様はなぜ電話で問い合わせをしてきたのか、なぜメールで問い合わせてきたのか、なぜSNSで問い合わせをしてきたのか、を考えるということです。

特に気を付けないといけないのが電話です。

よく、メールで問い合わせをしてきたお客様に、すぐに電話をして説明会や体験レッスンを勧めるような営業を行っているスクールがありますが、これはほとんどの場合、お客様は迷惑に感じると思います。

電話したくないからメールした理由があるはずだからです。

そこを配慮しないで営業行為を行うことは、スクールに対してマイナスイメージを持たれてしまう危険性があります。

特に最近の若年層は、電話はほとんど使わない傾向になってきています。

ですから、電話には電話で、メールにはメールで、SNSにはSNSでお答えすることを基本として、そこからいかに来校につなげていけるかを考えていくべきです。

つまり、スクールの都合ではなく、お客様の都合を配慮した連絡方法を考えて、その中で成果を上げられるような努力をすることが大事だということです。