ページングという言葉はご存知でしょうか?
早口の生徒には早口でしゃべり、
ゆっくりしゃべる生徒にはこちらもゆったりとした雰囲気をだして接していきます。
表情や身振り手振りなど、あらゆるペースを合わせていきます。
ただ、これを完璧にすることはかなり困難です。
中途半端に全部のペースを合わせようとすると、注意力が散漫になってしまいます。
その為ぜひ1つだけ合わせていただきたいと思うのが『息』
要は、呼吸です。
生徒の胸元を見ていれば、呼吸のペースは分かります。
生徒が息を吸うときに自分も吸い、息を吐くときに自分も吐きます。
このように呼吸にペースを合わせていくと、息が合う状態になって自然と身体のリズムも同調します。
息と身体のリズムが同調すると、なんとなく共感を抱ける雰囲気が出てきます。
緊張感や警戒心を取り除き、本音を聞き出す為の参考にしていただければありがたいです。