分かりにくい宣伝広告になっていないか?

Webサイトでもチラシでもそうですが、広告を作っている本人は分かりやすい広告と思っていても、お客様から見たら分かりにくいということがあります。

例えば、「個別指導」という表現です。英会話教室やパソコンスクール、学習塾などでよく使われている言葉ですが、お客様からすると、先生1人に対して生徒1人のマンツーマン授業というイメージを持つ方が多いと思います。

しかし、実際には1人の先生が複数の生徒に個別で対応していたり、パソコンスクールなどでは複数の先生が巡回しながら、多数の生徒の対応をしたりしている場合があります。

また料金も分かりにくい場合が多いです。お客様が知りたいのは、「通う期間がどれくらいで、費用はトータルでいくらかかるのか」です。

それなのに、キャンペーン対象講座の割引額だけを大きく表示していたり、「月額3,000円で通い放題」と記載しているのに、実際には維持費、授業料、教材費などに分かれていて別途費用がかかったりする場合があります。

もちろんお客様が、どこからどこまでの講座を受講するかによって料金は大きく変わりますから、説明が難しい場合もあるでしょうが、それでもお客様が分かりやすいようなパターン例をいくつか提示するなどして、伝わる工夫をすべきです。

広告において大事なことはお客様が知りたいことに、できるだけ詳しく答えることです。なぜならば、お客様は広告の中に自分が知りたい情報が無いと、問い合わせをする前に他のスクールを検索してしまうからです。あなたの広告内容もそのようなことにならないように、ぜひ見直してみてください。