講師・スタッフ間のコミュニケーションの重要性

大きなスクールや、授業分野が多岐に渡るスクールになってくると、中学校や高校のように1つのクラスに対して、複数の講師が授業を担当するというケースは多いと思います。

しかし、中学校や高校のようにクラス担任がいれば、クラス担任に各講師との情報交換を一元化できるので、コミュニケーション不足によるトラブルは少なくなりますが、注意しないといけないのが、クラス担任とは言えないレベルの事務や受付スタッフに、各講師との情報交換役を任せてしまい、講師と講師間、講師と生徒間のやりとりに関する情報共有にズレが出てきてしまうことです。

「あの先生に言っておいたのに伝わっていない」というようなクレームになったり、「講師が他の講師の授業状況を把握できていない」という状況になったりしてしまう恐れがあります。

情報共有は仕組みで解決するのが一番効果的です。

講師間での連絡ができる場所をWeb上に作ったり、授業レポートを共有したり、生徒の状況を共有できる仕組みを作るなど、講師間でコミュニケーションをとったり、情報共有が出来るようにすることが大事です。

具体的にはWebを使ったシステムで、いつでもどこでも情報を更新、参照できるかたちが運用しやすいと思います。

生徒からすれば、自分が発信した情報がスクール内で伝達・共有されていないと不安や不審感を持つものです。

特に講師間でのコミュニケーションは、密に取れる仕組みを考えるべきだと思います。