夏休みに生徒を減らさない

今年の夏はかつてないほどの酷暑ですね。連日のように猛暑日が続き、外に出るのが億劫になる人も多いと思います。

スクール経営から考えても、暑い夏をどう過ごすかは大事なことです。

学習塾などは、夏期講習などが始まり、忙しい時期でしょう。逆に専門学校などは夏休みに入って学生が来なくなるというスクールもあるでしょう。

スクールによって、夏休みの開講状況は様々だと思いますが、一番注意しなければならないのは、月謝制で通うシステムのスクールです。

例えば、音楽やスポーツなどの趣味向けの教室などが挙げられます。

私が運営していたパソコン教室も月々の月謝制システムでした。お客様の層は年配の方が多かったので、暑くなってくると通学が大変なので、「涼しくなったらまた来ます」といって、7月や8月をお休みされる生徒もいました。

もちろん9月からまた復学してくれる生徒はよいのですが、問題はそのままフェードアウトするように通学しなくなる生徒が出てくることです。

通学が習慣化していても、しばらく間が空いてしまうと、どうしてもモチベーションは下がってしまうものです。

ですから、そのようなことにならないように「夏イベントを実施する」「休み明けの予定を入れてもらう」など、何かしらの対策は立てておいた方が良いでしょう。

あなたのスクールの状況に合わせて、夏休みに限らず、長期欠席からそのままドロップアウトする生徒が出ないような仕組みを考えるのは重要なことだと思います。