授業カリキュラムは誰が作るべきか

授業サービスの良し悪しを決める重要な要素になるのが授業カリキュラムです。スクールによって、座学や実技、グループワーク、テストなど色々なカリキュラムが設定されていると思いますが、教育において完璧なカリキュラムというのは存在しないものだと思います。

それは生徒一人ひとりに個性があり、ある生徒には最善のカリキュラムだったとしても、他の生徒には合わないということがあるからです。ですから、よりベターなカリキュラムを目指して、日々改善していくものだと思います。

では、実際に誰がカリキュラムを考えるべきでしょうか?

それは現場の講師です。スクールの事情で「この時間でこれだけの内容は終わらせないといけない」「あまり長い時間を設定すると採算が合わない」など、教えたいことはたくさんあっても、経営面も考慮してカリキュラムは作られるはずです。しかし、作られたカリキュラムがベターなものであるとは限りません。実際に授業をしていく中で、改善すべきと感じる点は多々出てくるはずです。

そういった際に、より的確に改善点を見つけられるのは現場の講師です。生徒の生の声を聞いて、他の生徒の状況も踏まえて改善案を考えることができるからです。

ですから、カリキュラムに完成は無いという意識を常に持って、改善し続けることができるような仕組みを作ることが大事になるのです。