スタッフと生徒との距離感を明確にしておく

講師などのスクールスタッフと生徒との距離感は、スクールによってかなり違うものです。

もちろん授業前後や授業中などは、生徒との距離を出来る限り縮めようと、積極的にコミュニケーションをとろうとすると思います。

注意しないといけないのは、スクール外での生徒との関わり方です。

スクールによっては、イベントの後などに、スタッフと生徒が一緒に飲み会に参加するというようなスクールもありますし、逆にスクール外では、生徒に接触してはいけないというルールにしているところもあります。

よくあるのが、講師と生徒との距離が近付き過ぎてしまって、スクールを介さずに質問や相談などのやりとりが、講師と生徒との間で直接行われるようになり、スクールがその状況を把握できていないということです。そして、そのようなスクールが把握できていない状況の中でトラブルが起こるのです。

スタッフと生徒の距離感に「これが正しい」というような正解はありません。ですから、重要なのはスクール運営の方針を定めて、その中でスタッフ・講師と生徒間でのコミュニケーションに明確なガイドラインを設け、それをスタッフ・講師、そして生徒にもしっかりと認識させることです。

そうすることで、スクールが把握できていないところでトラブルが発生するのを防ぐことが出来るのです。