卒業生をスタッフや講師として採用する

講師やスタッフを日常的に募集しているスクールは多いと思いますが、よくあるのが卒業生をそのまま採用するというやり方です。

一般のスクールではありませんが、職業訓練校で卒業生をそのまま採用するというのはよくあります。

卒業してすぐの生徒だと、講師としてはスキルや経験が足りない場合が多いかもしれませんが、事務スタッフであれば、実際にスクールの授業を受けた卒業生を即戦力として採用するのは人材育成の面から考えても効率的です。

そして、人材育成についてもう1つ考えてほしいのが、研修制度の導入です。

例えば、新卒者の採用が決まったら、入社するまでの間に実際の授業に通わせて、研修という名目で勉強ができる制度だったり、スクールへの就職を考えている方は、研修という名目で割引受講ができたり、卒業後にそのままスクールに就職できるような仕組みを考えたりと、色々できるのではないでしょうか?

特に講師の場合は、実際に授業を受けたり、試験を受けたりと生徒と同じ経験をした上で指導が出来ると、指導における説得力が全然違います。

せっかく教育という場があるのですから、対生徒という考え方だけではなくて、それを採用や人材育成に活用できないか、検討されてみると効果的な仕組みが作れるかもしれません。