マニュアルの重要性

あなたのスクールには運営マニュアルや業務マニュアルのようなものはありますか?

スタッフ数の多いスクールはもちろんですが、個人で経営しているスクールでも、マニュアルは必要です。内容はスクールによると思いますが、最低限1日、1週間、1ヵ月、1年間ごとのルーティンワーク一覧は作成すべきです。そして、その1つ1つの業務について、「どこに何があって、いつ誰が何をどうするか」を明記しておくだけで、立派な業務マニュアルになります。

他にもパソコン関係のIDやパスワード管理、会計処理や注文管理や在庫管理など色々あるはずです。難しく考えず、自分達が使いやすい、分かりやすい形にまとめていけば良いのです。

このようなマニュアルが活かされるのが、新人が入った場合とスタッフが退職した場合です。特にスタッフが退職した場合、その人に仕事が属人化されてしまっていると、引継ぎがうまくできない可能性が出てきます。「業務をできる限り仕組み化する」これがスクール運営において、非常に重要なことだと思います。

そして、もっと大事なことが作ったマニュアルを定期的に更新していくことです。これがなかなか出来ないことですから、「マニュアルの更新」という業務もマニュアル化してしまうべきだと思います。

運営マニュアルや業務マニュアルは育てていくものです。そして長く育て続けることで質の高いマニュアルになっていくのです。