英会話

英語が得意な子供に育てる家庭の工夫

はじめに:英語教育、気になるけど「何から始めたらいい?」

「英語は早く始めた方がいいらしい」
「でも、うちの子はまだ小さいし、どうやって教えれば…?」

そんな風に感じているお母さん、多いですよね。
英会話スクールの広告や周りのママ友の話を聞くと、
「うちもそろそろ始めないと」と焦る気持ちになることもあると思います。

でも大丈夫。
英語が得意な子に育つかどうかは、“早く始めたかどうか”よりも、
家庭の中でどれだけ自然に英語に触れられるかが大きなカギです。

今日は、英語が好き・得意に育つご家庭がしているちょっとした工夫を、
日常の中でできる形でご紹介します。

1. 家庭で英語に親しむ時間を“日常化”する

英語を学ぶ子に共通しているのは、
「英語を勉強としてではなく、“音や言葉の一部”として楽しんでいる」こと。

たとえば、こんな工夫から始めてみましょう👇

  • 朝の支度中や車の中で英語の歌を流す
  • 寝る前の絵本を、週に1冊だけ英語にしてみる
  • 英語のアニメを字幕付きで観てみる

このとき大切なのは、「わからなくても気にしない」こと。
意味がわからなくても、耳が“英語のリズム”に慣れるだけで十分効果があります。

ポイントは、“特別な時間にしない”こと。
「英語の時間」ではなく、“生活の中に英語がある”という感覚を作ってあげるのがコツです。

2. “間違えてもいい”を伝える親の姿勢が大事

英語が得意な子ほど、**「間違えても気にしない」**気持ちを持っています。
反対に、完璧を求められると、話すこと自体が怖くなってしまうことも。

たとえば子どもが「Apple」を「アポー」と言っても、
「惜しい!」ではなく「すごいね、りんごって英語でそう言うんだね!」と返してあげましょう。

お母さんのリアクションが、“英語って楽しい”という感覚を作ります。
この時期は正しい発音よりも、“伝わる喜び”を感じることの方がずっと大事。

「通じた!」「言えた!」の積み重ねが、英語を話す自信を育てます。

3. 親も一緒に楽しむことで、子どもが安心して話せる

お母さんが英語に自信がなくても、まったく問題ありません。
むしろ、“一緒に学ぶ姿”を見せることが子どもにとって最高の刺激になります。

たとえば、こんな感じです👇

会話例

子ども:「dogってなに?」
お母さん:「えーっと、犬だよね。じゃあcatは?」
子ども:「ねこー!」

こんな簡単なやり取りでも、英語が“会話”になる体験です。
「お母さんも一緒に言ってくれる」ことで、子どもは安心して声を出せます。

お母さんが英語を楽しんでいると、
子どもも「英語って難しくない」「楽しそう」と感じるようになります。

4. 英会話スクールに通うなら、“家庭との連携”がカギ

英会話スクールに通わせるときも、
ただ「行かせておけば大丈夫」ではもったいないです。

レッスンで学んだことを家庭で少しでも話題に出すだけで、
学習効果がぐんと高まります。

たとえば、
「今日のレッスンで何て言ったの?」
「Hello って先生に言えた?」

と軽く聞いてみるだけでOK。

子どもは「お母さんが興味を持ってくれた!」と感じて、
学びを自分ごととして受け止めるようになります。

また、家庭で「発表の場」をつくるのもおすすめ。
夕食のときに「今日習った英語を教えて!」と聞くだけで、
子どもにとっては小さな成功体験になります。

5. 「英語が得意な子」は、無理をしない家庭で育つ

英語が得意な子の家庭に共通しているのは、
やらせすぎない”ことと“褒めるタイミングが上手”なことです。

短時間でも「できたね」「発音いいね!」と声をかけてあげると、
それが次の意欲につながります。

小さな成功をたくさん積み重ねることが、英語への自信と好奇心を育てます。
逆に、「英語をやりなさい」と言われるほど、やる気は下がってしまいます。

大切なのは、“努力よりも雰囲気”。
英語を勉強ではなく、“好きなことのひとつ”として続けられる環境を作ってあげましょう。

まとめ:英語を「好き」から始めよう

英語が得意な子に育てるために必要なのは、
特別な教材でも、完璧な発音でもありません。

「英語って楽しいね」
「お母さんも一緒にやってみよう」

そんな会話がある家庭こそ、英語が自然に身につく場所です。

子どもにとって“学ぶ楽しさ”は、お母さんの笑顔から始まります。
日常の中に少しだけ英語を取り入れて、
「好き」を育てる環境づくりを始めてみませんか?

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