スクールスタッフの管理に関して、難しいのが勤務時間の管理ではないでしょうか?スクールの受付時間が決まっていても、生徒からの質問があったり、相談があったりと受付時間外に対応せざるを得ない状況がよくあると思います。特に熱心な生徒はよく質問や相談をしますから、一生懸命対応しているうちに業務終了時間を大幅に超えてしまうといったこともあるかもしれません。
スタッフの役割分担も、事務スタッフと講師が完全分業になっていたり、スタッフが事務と講師を兼任していたりと、スクールによって様々なケースがあるでしょう。
スクール経営として考えた場合、大事なのは誰が何に対応するのかを決め、そして対応時間をしっかりと定めて、その時間内で対応できる仕組みにすることです。
質問を予約制にするとか、個別のカウンセリング制度を導入して相談などはその時間の中で解決するなど、出来る限り対応時間をスクール側でコントロールできるように工夫するのです。
もちろん、それでも突発的な対応は発生すると思います。しかし、来た案件に全て対応するという受動的なスタンスよりも、対応をスクール側でコントロールするという能動的なスタンスで考える方が、効率的に対応できるようになるはずです。
そして、そうすることが、スタッフの長時間勤務を軽減させることにもつながるはずです。