講師レベルの標準化

スクール運営において難しいことのひとつに「講師レベルの評価と配置」というのがあると思います。

つまり、どのレベルの講師にどの講座を任せるのかということです。

スクールによって、講座体系も様々だと思いますが、資格や実務経験などが無いと担当が難しい講座もあると思います。

また、講義内容が専門的になれば、外部講師に委託するというケースも出てくるでしょう。

 

教育というものは基本的に無形サービスの提供になりますので、生徒にとってみれば、講師の授業スキルは一番重要なポイントです。

したがって、スクール運営においては講師レベルをどんどん伸ばす仕組みを作ることは非常に重要です

 

同じ講師にずっと同じ講座を任せるのではなく、よりレベルの高い講座、或いは分野の違う講座を担当できるようにしていく仕組みを考えましょう。

 

例えば、

・講座体系に合わせて講座を担当する為の必要スキルの一覧を作る

・スキルや実績に応じたインセンティブ制度を導入する

・講師ごとに長期のスキルアップ計画を立てる

 

などがあると思います。

「ここまで頑張ればこれだけ評価される」「これだけ実績を出せばその分も評価される」というような仕組みを作ることです。

講師が納得性を持って、更なるスキルアップを目指せるような育成システムを作ることは大事だと思います。