講師の質を上げる仕組み

大きなスクールになればなるほど、名物講師や人気講師、合格実績の高い講師など、個性豊かな講師がいます。どのような講師が良いのかは生徒との相性もありますので、簡単に言えることではありません。

講師のスキルはスクールの評価に直結しますから、スクール経営として考えるべきことは、良い講師を増やすことよりも、ダメな講師を減らすことだと思います。

つまり、最低限のサービスの質を確保することを優先するということです。

しかし、評価方法に一定の基準が無ければ難しい話ですから、スクール独自の講師評価項目を策定し、定期的にチェックする仕組みを導入するのが良いと思います。

生徒や他の講師、スクールの責任者の評価などを総合して、授業スキルを数値化できるようにするのです。

少なくとも最初の1年間とか、1講座の全カリキュラムを終えるまでなど、期限付きでも良いですから、第3者から評価されるという環境で授業を担当することは講師の質を上げる一番効果的な方法だと思います。