生徒集客における強みと差別化

あなたのスクールの生徒集客における強みは何でしょうか?

「分かりやすい授業」「指導熱心な講師陣」「低価格」「充実した環境」「見た目の綺麗さ」など色々あると思います。

では、あなたのスクールには“差別化された”強みはありますか?

例えばあなたのスクールが「指導熱心な講師陣」というキーワードを強みにして、広告や営業活動をしていたとします。そして、近隣の競合スクールも「熱血指導の講師陣」という同じようなキーワードを強みにしていたとします。

この場合、お客様から見ると同じような強みを打ち出しているスクールという認識をされてしまい、その結果、「家から近いから」とか「料金が安いから」というように、他の要因でスクールを選ぶことになってしまいます。

つまり、この場合「指導熱心な講師陣」という強みが、強みになっていないのです。

生徒集客において打ち出していく強みは“差別化された”強みであるべきです。競合の状況を踏まえて差別化するのです。もちろん競合があっての話ですから、どこを競合と捉えるかによって差別化する強みは変わってきます。

強みと差別化は必ずしもイコールではないという認識を持ち、日頃から競合の状況に気を配りましょう。そしてもし、これといった差別化された強みが無いのであれば、今後、そのような強みを作っていくという思考を持たなればなりません。

なぜならば、差別化された強みの無い商品やサービスでは、市場で勝ち残っていくことは難しいからです。