スクールの授業スタイルにもよると思いますが、ほとんどのスクールが説明会の中で、お客様に体験レッスンを受けていただいていると思います。例えば、英会話教室の場合は実際の授業に参加してもらったり、パソコンや映像を使った学習塾であれば、実際の授業システムを見てもらったりという感じです。
当たり前ですが、体験レッスンは可能な限り、受けていただいた方が入学につながりやすいです。そこで大切になってくるのが「何を体験してもらうか」ということです。例えば、お客様があまり興味を持っていない分野の授業を見てもらったり、難しいという印象を与えてしまったりするような内容を体験された場合、「自分には向いていない」とか「私では授業についていけないのではないか」という印象を与えてしまい、体験レッスンが逆効果となってしまいます。
ですから体験レッスンの前までの会話の中で、いかにお客様が興味を持っている事項を見極めて、それに合った体験レッスンを提案できるかが重要になります。その為には、もちろん説明するスタッフが授業の内容をしっかりと把握しておくことが必要です。そして、どんなお客様が来られても対応できるように、体験レッスンのパターンをたくさん準備しておくことです。そこがうまく合致すれば、体験レッスンによってお客様の入学意欲は一気に高くなるのです。