スクールの努力によってサービスの質や量を上げるにも限界があります。何に投資をしてサービス強化するかを考えるのも、スクール経営の中で難しいことのひとつです。
しかし、全てを自分のスクール内の努力で頑張ることも大事なことですが、場合によっては、外部の企業や組織と業務提携することによってサービス強化させていくという視点も持っておく必要があると思います。
分かりやすい例で言うと、「生徒の卒業後の就職に際して、求人情報などを提供してくれる人材派遣会社と提携する」というようなことです。他にも
「授業で必要な備品を特定の業者と提携して、生徒に安価に提供する」
「Webサイト製作業者と提携しておいて、卒業生の開業の際のWebサイト作成をサポートする」
「自分のスクールでは取り扱っていない分野の教育サービスを提供しているスクールと提携して、生徒を紹介し合う」
など色々と考えられると思います。
ただ私も経験がありますが、このような話は、なかなか実績が出ないものです。せっかく用意した仕組みなら、たくさんの生徒に利用してもらいたいものです。
大切なのはスクールと提携先と生徒が必ずWin-Win-Winの関係になれることです。人はメリットがないとなかなか動きません。
そして、その業務提携によって生まれるサービスにニーズがある、或いはニーズを作ることができるかをしっかりと見極めることが大事です。