先日、論理的思考の型について書かせていただきましたので続きです。
論理的思考の型は誰にでも備わるものです。
その習得時間は人それぞれがもつ思考形態によって、若干の差がでてくるものであります。
その思考形態の方は3つのパターンがあります。
1つは問題を整理、分類、分析しながら道筋を立てて思考を深めることのできる
『論理的思考型』
この思考形態の持ち主は、
根拠や理由を明確にしながらも物事の整合性を見出し合理的に解決します。
半面、論理性が強く周囲には冷たいという印象を与えてしまう事もあります。
2つめは何事も感情で判断し、感情に従った行動をとってしまう
『感情的思考型』
このタイプは情にもろく同情的といった特徴がありますが
いったんトラブルや気に入らない事があると感情が優先します。
感情を優先させる思考習慣は論理的思考とは
対極にある思考といえます。
3つめは問題発見や解決に際して仮説を立てたり、
ひとつの出来事を多様な視点から分析、検証し解決できる
『クリティカル思考型』
この思考は猜疑心が強く、周囲からは疑り深いと言われますが
本質を捉えた考え方ができるタイプです。
論理的思考ととクリティカル思考は無意識のうちに、
論理の型を知ることで論理力は磨かれていくことでしょう。
感情的思考は論理力はなかなか難しいですが、
数学の公式のように当てはめて物事を進めていけば論理的思考が身につきます。
冷静に感情を押しとどめ物事を進めるようにしていくことが必要です。
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大阪オフィス 富樫