大手スクール以外のほとんどの中小規模のスクールは、個人のお客様を対象としたビジネスモデルを想定し、広告プロモーションも個人のお客様に向けて発信していると思います。いわゆるBtoCと言われるビジネスです。
しかし、あなたのスクールでBtoBでのビジネスが出来ないか、その可能性を検討してみることは大事なことだと思います。
あなたのスクールで提供している教育サービスを必要としている会社や団体、組織をターゲットにして売り込みをするのです。
私が資格スクールに勤めていた時も会社での仕事の為に入学されるお客様がよくいました。
例えば、不動産会社のスタッフが毎年、宅建の授業を受けに来られたり、事務スタッフが会社からまとめ5人一緒にパソコンの講座に申し込まれたり、情報処理の国家試験対策講座をシステム会社の新入社員が、入社前の研修という位置付けで通われたりといった感じです。
スクールに通ってもらうのではなく、先方に出向いて授業を提供するなど、企業研修と言われるようなこともよくやっていました。
会社だけでなく、大学や高校、地方の各自治体など、色々な団体があなたのスクールで提供している教育サービスを必要としているかもしれません。
会社などの組織をお客様に持つことが出来れば、継続的に、また大人数の入学者を獲得できる可能性が高まります。
なかなか難しいことではありますが、BtoBの戦略を特に持っていないようであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?