授業を欠席した場合のルールとフォロー体制

あなたのスクールでは、生徒が授業を欠席した場合、どのように対応していますか?

個別に補講をしますか?他の日程に振り替えてもらいますか?補講として映像を見てもらいますか?

 

これは各スクールの授業形式や内容によって様々な対応があると思いますが、欠席やキャンセルの対応をどうするかということはスクール運営における大きな悩みのひとつだと思います。

基本的には映像化できるものに関しては映像で対応するスクールが多いでしょうし、英会話レッスンなど対面でないと出来ないものに関しては、別の日程に振り替えるような対応になるかと思います。

 

欠席やキャンセルをしても、しっかりフォローできる体制を作ることは重要です。

しかし、私の経験上、もっと重要だと思うのは、欠席やキャンセルに関する明確なルールを作ることとそれを徹底させることです。

 

スクールの受講料の支払いは基本的に前払いですから、前受金という負債です。つまり欠席やキャンセルした分の受講料は返金しなければならないという考え方が基本になります。

そのため、支払った分の受講料を消化していただく為に、欠席やキャンセルに対してルールを設定しているはずです。

 

「前日までに連絡があれば無料でキャンセル可能です。他の日時で再予約してください」

「予約の変更は〇回まで無料で受け付けます」

「〇回分までのレッスンならキャンセルしても翌月まで繰り越し可能です」

「〇回まで無料個別補講します」

「〇ヵ月間以上、長期欠席される方は必ず欠席届を提出してください」

 

など、スクールによって色々あると思います。

まず第1は、あらゆる事態を想定して、細かくルールを決めて入学時に生徒に明示すること、第2には、そのルール厳守を徹底することです。

 

お金が絡むことですから、ただの欠席やキャンセルの対応だったものが返金などの金銭トラブルになりかねません。

生徒の為にも、対応するスタッフを守る為にも、詳細ルールを整備して厳守するような運営を目指しましょう。