広告費率を考える

あなたのスクールでは、広告費は売上に対してどのくらいの割合を占めていますか?

月々の売上額は、時期によって大きく変わるスクールが多いと思いますが、例えば月に100万円の売上を達成する為に、広告費をいくらかけるかということです。

スクール経営の特長として挙げられるのが、物販経営と違って仕入にほとんど費用がかからないということです。逆に費用がかかるのが人件費と家賃や設備費です。特に講座数が多いスクールの場合、講師やスタッフの人件費はかなり高くなってきます。

私の経験でいうとスクールにおける売上に対する広告比率は10~20%くらいを目安にします。そして、「10%を切っても経営が成り立つように、効果的な広告を出していけるか」を意識することが重要だと思います。

つまり冒頭の例で言うと、月に100万円の売上をあげる為にかける広告費は10~20万円で、これをいかに10万円以下に抑えることができるかということになります。あなたのスクールの広告比率はどのくらいでしょうか?

広告の反響が良くないからといって、広告費をどんどん削ることは負のスパイラルに陥ってしまう原因になるものです。そうではなくて、必要な広告費は投資と捉えて必ずコストをかけるようにします。あとはその広告の反響を大きくするにはどうすれば良いのかをしっかりと考えるようにしましょう。

問題なのは反響の出ない広告にムダな費用をかけ続けることなのです。